1986年 トライアンフ ボンネビル T140V
トライアンフで最も有名なモデルといえる”BONNEVILLE(ボンネビル)”
1959-1983年および1985-1988年に生産されたT120やT140シリーズがそれにあたります。
T140は、T120(650cc)の排気量を750ccにし、オイルインフレームを採用したモデルで、
生産年で前期型(1973-1974)と後期型(1975-1983)に分けられます。
前期型の特徴は、724ccの排気量で4速(オプションで5速仕様あり)、
前後ドラムブレーキを採用し、始動はキックスタートです。
後期型は744cc、5速ミッションでディスクブレーキ(シングル)となり、
1980年-1983年モデルはセルスタート付きとなっています。
また、右側についていたシフトペダルはアメリカの市場に合わせ左側に変更されました。
通称 ハリスボンネビル
1950年代以降、黄金期を迎えたトライアンフですが、その後業績が悪化し1977年に倒産します。
生産を担っていたメリデン工場も1983年に閉鎖されますが、
全ての権利を取得したイングランド南西部デヴォン州にあったハリス・インターナショナルによって、
1985年ボンネビルの生産が復活します。
その所在地やハリスの名から、「デヴォン・ボンネビル」あるいは「ハリス・ボンネビル」と呼ばれ、
オリジナルT140に忠実に作られました。
ハリス・ボンネビルは基本的にセルモーター等が採用されていない前期型T140を基にしており
1985年〜1988年まで生産されています。
(Wikipedia抜粋)