トライアンフの人気モデル ” TR6 “
TRIUMPH TR6(650cc)はTR5(500cc)のボアアップ版として1956年に発売されました。
タイガーT110モデルのエンジンをベースに、フレーム、外装など車体周りはTR5のものが用いられ、
タコメーターが標準で装備されています。
1963年以降のモデルはユニット化されコンパクトになったエンジンを搭載し、
フレームのフォルムがよりわかりやすくなっています。
TR6”R”のように車種名の後ろに”R”がつくタイプはアメリカ市場に向けて作られたモデルで、
アメリカで盛んに行われていたダ-トレ-スで扱いやすいようアップハンドルが採用されています。
また、同じ頃作られていたT120ボンネビルのキャブレターがツインなのに対し、
TR6Rは性能面で劣るが扱いやすいシングルにあえてこだわり、
根強い人気のモデルとなりました。
1970 TRIUMPH TR6R
ユニットエンジン
リフレクターの付いたテールランプ
あなたもスティーブ・マックイーンのようにTR6Rに乗って
このコンクリートジャングルから”大脱走”してみませんか?(笑)