1943 ハーレーダビッドソン WL45 レーサー
泥臭さもあるカフェレーサースタイルを目指し、予算内で出来る限りの事をやらせて頂きました。
製作模様を少しだけ紹介します。
ハンドル製作。肉厚パイプをベンダーで曲げ、トップブリッチへの溶接部は差し込みにし補強です。
リアフェンダーは純正をカット、野暮ったさも残しつつ薄く細身な印象に削りました。ステーもシンプルに製作。
メッキ部分はサンドブラストで、表面を適度に剥がし。その辺に飛び散ってたオイルをヌリヌリ。
前後ホイール、スプリンガーや細かなパーツはシワ有りのパウダー塗装。
燃料タンクは国産50cc用をベースに分割タンクを作っていきます。
サイドの堅苦しいエッジは丸く馴らし
もともと小さなタンクなので、燃料容量を稼ぐ為にセンター分割じゃなく、このような嵌め込み構造にしました。
大きい方が燃料で、小さい方がオイルタンクです。
燃料タンク5L、オイルタンク2L。予定通り?です。。。
タンク、リアフェンダーはオリジナル調合アイボリーのつや消しです。可愛い仕上がりにならないよう白めな調合です。
仕上げは嫁様にロゴを入れてもらいました。
その他、プライマリーガード、チェーンガード、クラッチペダル、シフトリンクを製作。
整備では
エンジンオイル&ミッションオイル交換
バッテリー交換
前後ブレーキオーバーホール&調整
前後ホイールベアリング交換
ドライブチェーン交換
ステムベアリング交換
クラッチオーバーホール
タペット調整
スロットルケーブル&フロントブレーキケーブル製作
ディストリビューター&スパークプラグ&プラグコード&キャップ交換
点火時期調整
キャブ調整
ジャネレーターオーバーホール、レギュレーターチェック
配線引き直し
などなど
試運転は約100km。毎回苦労する口径がでかいミクニVMキャブ調整、調整はイメージの問題です。
軽快に走れる仕様になりました。