英国車への憧れ

かつて英国にはトライアンフ、ノートン、BSAをはじめとする数多くのモーターサイクルメーカーが存在していました。

TTレースなどで互いに技術の向上を競い、次々と高性能のモデルを生み出すことで世界をリードし、その頂点に立っていた英国車。

上品でクラシカルなフォルムは現在でも強い存在感を放ち、人々を魅了し続けています。

 

メイド・イン・イングランドのコンプリートカスタムSR

そして1997年、 BSAの伝統的な佇まいと、YAMAHAの技術を併せ持つ夢のようなバイク”BSA SR”が発売されました。

日本のパーツメーカーDAYTONA(デイトナ)が、BSAリーガル社と共同開発し、英国で生産されたこのBSA SRは、

新規製作のフェザーベッドフレームにYAMAHA SR400のエンジンを搭載させたカスタムバイクで、400ccと500ccモデルがあります。(日本では400ccのみ輸入)

フェザーベッドフレームとは、軽量・強靭なうえ、羽毛布団のような上質の乗り心地が味わえる、

NORTON(ノートン)社の最高傑作で、このBSA SRの他にも様々なメーカーのエンジンと組み合わせられた人気のフレームです。

BSA SR は、それぞれタンクの違う、BSA GOLD SR(BSAタイプ)、BSA CLUBMAN SR(NORTONタイプ)、

BSA G40 SR(AJSタイプ)の3種類が発売されています。

BSA SR はビンテージバイクではなく、スタイリッシュなカフェレーサーの魂が、YAMAHAの信頼性を得て現代に蘇った、

究極のカスタムバイクなのです。