2016 PLUG-IN SAPPORO
に出展した1955 Harley-Davidson WL45(G motor)の製作模様です。
入庫時。雰囲気はいいのですが、なんだか物足らない感じがします。ガラッと変えてしまうのもいいですが今回は素材を活かしたOLD RACERにカスタムすることにしました。
まずはリアを18inchに
タンクにゼッケンと反対側にフレアをペイント。流行りのサンドレーサーな雰囲気が出てきました。
フレームはいじらないので、細かなパーツをアルミのワンオフで作っていきます。テールライト。
リンカート用に叩き出しエアークリーナー。
プライマリーカバー。アルミ板を切り出し、寸法だしてクラッチ、チェーンが逃げるように丸め骨組みを作っていきます。
その骨組みに合わせ、カバーを叩き出していきます。
合わせたところで点付け、全溶接していきます。
チェーン用サービスホールとクラッチ調整用ホールを星型にあけてみたのですが、スペーシーになりすぎました。。。
フロントホールを模様替えし、ヘアライン仕上げでfinishです。
次はフロント周り、リーフスプリングの製作です。最終車高を決め、車軸、センターなどを測定しながら作っていきます。
寸法が出たところで各パーツを製作。
治具にてメインパイプの位置決めし
サブ側も製作。
リーフを仮ずけし全体チェック。
本溶接。
イメージ通りの形となりました。
構成部品も製作し、塗装のため地肌を整えていきます。フレームも一緒にペイントです。
組み上げ。
マフラーはエキパイは純正、サイレンサー部は30年代のBritish Racerを手本に製作。
Harley-Davidson WL RACER.